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技術コラム

アルミ鋳造と、アルミ切削加工の最適工法 提案サービス

当社は、アルミ鋳造とその後の切削加工を主に行っています。そのため、ワークの条件やお客様のご要望に応じて、鋳造と切削で最適な工法をご提案することが可能です。

こちらの記事では実際に、鋳造ではなく、切削加工の方がよいと判断し、工法転換をした事例をご紹介いたします。

アルミ鋳造から切削加工への工法転換事例

2022年3月、地震で複数の火力発電所が緊急停止し、最大226万戸が停電しました。その際、ある火力発電所で設備が破損しました。破損した設備部品について、以前製作を依頼した企業に問い合わせるも、製作したのがかなり前で、鋳造の型が失われているということもあり、再製作に6ヶ月かかるとの回答とのことでした。

図面が無いかつ、最短で納品してもらう必要があることから、リバースエンジニアリングができかつ、短納期に強みを持つ当社にご連絡をいただきました。

当初、「従来通り、アルミ鋳造で製作してほしい」とのご依頼でした。しかし、2種類の部品でそれぞれ3個と4個という数量が少ないことから、鋳造よりも切削の方がコストを抑えることができ、かつリードタイムも早いため、A5052での総切削をご提案し、お客様に了承をいただきました。

現品をご支給いただき、レーザースキャニングによる解析をして、3次元データを作成後、切削加工、検査を行いました。現物をご支給いただいてから1ヶ月で出荷したため、発電所の早期復旧が可能となり、お客様と地域全体に貢献することができました。

また、3次元データもお客様にご提供したことで、「加工品の完成形状が事前にもらえたので、後工程の段取りを事前に済ませることができて、スムーズに組み付けができて助かった」と喜びの声をいただけました。

実際の事例:発電機向けブロワガイド

こちらが、実際の事例である、発電機向けブロワガイドです。

>>製品事例の詳細はこちら

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いかがでしたでしょうか。当社は、ワークの条件やお客様のご要望に応じて、鋳造と切削で最適な工法をご提案しています。また、図面がなくとも、レーザースキャニングを活用して、リバースエンジニアリングいたします。レーザースキャニングは、5/100mmの高精度で測定が可能です。

「最適な工法を相談したい」、「図面がなく、現物しかない」といったことがございましたら、是非当社にご相談ください。

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